画像ブロックの代替テキスト

適切な情報を提供する

WordPressにおける画像ブロックの代替テキストは、画像の内容をテキストで簡潔に説明するものです。検索エンジンやスクリーンリーダーなどの補助技術が、画像の内容を理解し、適切な情報を提供するために利用されます。

代替テキストの重要性

  • SEO対策: 検索エンジンは、画像そのものを見ることができないため、代替テキストを基に画像の内容を判断し、検索結果に表示します。適切な代替テキストを設定することで、検索エンジンに画像の内容を正しく伝えることができ、検索結果での上位表示に有利になります。
  • アクセシビリティ: 視覚障がいのあるユーザーがスクリーンリーダーを使用してウェブサイトを閲覧する場合、代替テキストが読み上げられます。代替テキストがきちんと設定されていない場合、ユーザーは画像の内容を理解することができず、情報格差が生じてしまいます。
  • ユーザビリティ: 画像が読み込まれない場合や、低速回線で閲覧している場合でも、代替テキストが表示されることで、ユーザーは画像の内容をある程度推測することができます。

代替テキストの設定方法

WordPressの画像ブロックにおいて、代替テキストは画像を挿入または編集する際に設定できます。具体的には、以下の手順で行います。

  1. 画像ブロックを選択します。
  2. 右側のパネルにある「代替テキスト」フィールドに、画像の内容を簡潔に記述します。
  3. 画像の具体的な説明に加え、ファイル名や日付などの不要な情報は含めないように注意します。
  4. 長文になる場合は、画像の内容を要約するような簡潔な記述を心がけます。
  5. キーワードを含めるようにすると、SEO対策にも効果的です。
  6. 設定が終わったら、「保存」または「更新」ボタンをクリックして完了です。

代替テキストの例

以下は、代替テキストの例です。

  • 元画像: 風景写真 (山、湖、木々)
  • 代替テキスト: 晴れ間が広がる山と湖、緑豊かな木々
  • 元画像: 商品画像 (靴)
  • 代替テキスト: 赤いスニーカー、紐は白、側面にロゴマーク

その他

  • 代替テキストは、各画像ごとに個別設定する必要があります。
  • すべての画像に代替テキストを設定することが重要です。
  • 画像の内容を正確に反映した代替テキストを設定しましょう。
  • 同じ画像を複数回使用する場合は、それぞれ異なる代替テキストを設定する必要があります。

参考情報

代替テキストは、SEO対策、アクセシビリティ、ユーザビリティの向上に役立つ重要な要素です。画像を挿入する際には、必ず代替テキストを設定するようにしましょう。