「変換キー」を押した際に「Enterキー」。AutoHotkeyを使って「変換キー」を「Enterキー」に変更

Keyboard Managerで「変換キー」を「Enterキー」に変更する手順

「変換キー」を「Enterキー」に変更する手順を詳しく説明します。以下の手順に従ってください。

手順

  1. PowerToysのインストール
  1. PowerToysを起動
  • PowerToysを起動します。システムトレイにPowerToysのアイコンが表示されます。
  1. キーボードマネージャーを開く
  • PowerToysのメインウィンドウで、左側のメニューから「Keyboard Manager」を選択します。
  1. キーの再マッピング
  • 「Remap a key(キーの再マッピング)」をクリックします。
  • 新しいウィンドウが開くので、「+(追加)」ボタンをクリックします。
  • 左側の「Key:」セクションで「Type Key」をクリックし、「変換キー」を押します。これで「変換キー」が選択されます。
  • 右側の「Mapped To:」セクションで「Type Key」をクリックし、「Enterキー」を押します。これで「Enterキー」が選択されます。
  1. 設定を保存
  • すべての設定が終わったら「OK」をクリックし、変更を保存します。

図解付き手順

  1. PowerToysを起動し、「Keyboard Manager」を選択
    PowerToys メインウィンドウ
  2. 「Remap a key」をクリック
    Keyboard Manager メニュー
  3. 「+(追加)」ボタンをクリック
    Remap Keys Window
  4. 「変換キー」を左側で選択し、右側で「Enterキー」を選択
    キーの再マッピング例
  5. 設定を保存し、変更を確認

これで「変換キー」を「Enterキー」に再マッピングすることができました。変更が適用されると、「変換キー」を押した際に「Enterキー」として動作するようになります。

注意事項

1台のノートパソコンに2台のキーボードがつながっている状態で片方は上手く行ったが、もう片方は手動で「conbater」を選定して、「enter」を選定するとうまく動作するようになった。

AutoHotkeyを使って「変換キー」を「Enterキー」に変更する方法

AutoHotkeyを使って「変換キー」を「Enterキー」に変更する方法を説明します。AutoHotkeyはWindows用の強力なスクリプト作成ツールで、キーリマッピングを簡単に行えます。

手順

  1. AutoHotkeyのインストール
  1. スクリプトの作成
  • 任意の場所(デスクトップなど)で右クリックし、「新規作成」→「AutoHotkey Script」を選択します。
  • 作成されたスクリプトファイル(例: MyScript.ahk)を右クリックして「編集」を選択します。
  1. スクリプトの編集
  • スクリプトエディタ(メモ帳など)が開いたら、以下のコードを追加します: VK1C::Enter
    • VK1Cは「変換キー」の仮想キーコードです。AutoHotkeyでは「変換キー」はVK1Cとして認識されます。
  1. スクリプトの保存と実行
  • 編集したスクリプトを保存し、閉じます。
  • スクリプトファイルをダブルクリックして実行します。システムトレイにAutoHotkeyのアイコンが表示されます。

これで「変換キー」が「Enterキー」として機能するようになります。

スクリプトの内容の詳細

  • VK1C::Enter:この行は「変換キー」を押したときに「Enterキー」を送信するように設定しています。

スクリプトの例

以下は、MyScript.ahkという名前のスクリプトファイルの完全な内容です:

VK1C::Enter

注意事項

  • スクリプトはAutoHotkeyが実行されている間のみ有効です。再起動後もスクリプトを有効にするには、スクリプトファイルをスタートアップフォルダに配置します。
  • スクリプトの変更を反映させるには、スクリプトを再度実行する必要があります。既に実行中のスクリプトがある場合は、一度停止(システムトレイのアイコンを右クリックして「Exit」)してから再実行します。

これで「変換キー」を「Enterキー」にリマッピングする方法がわかりました。AutoHotkeyを使うと、他にもさまざまなキーリマッピングや自動化が簡単にできるので、ぜひ試してみてください。