衝突被害軽減ブレーキ
スズキの追突安全装備は、大きく分けて2種類あります。
1. 衝突被害軽減ブレーキ
前方や後方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性があると判断すると、ドライバーに警告したり、自動でブレーキをかけたりして、衝突の回避または被害軽減をサポートします。
スズキの衝突被害軽減ブレーキには、以下の5種類があります。
- デュアルセンサーブレーキサポートⅡ:カメラとレーダーの2つのセンサーで前方や歩行者を検知し、衝突の可能性が高いと判断すると自動で強いブレーキをかける。
- デュアルセンサーブレーキサポート:カメラとレーダーの2つのセンサーで前方や歩行者を検知し、衝突の可能性があると判断すると、音や表示で警告し、ブレーキをアシストする。
- デュアルカメラブレーキサポート:2つのカメラで前方や歩行者を検知し、衝突の可能性があると判断すると、音や表示で警告し、ブレーキをアシストする。
- 低速時ブレーキサポート(前進・後退):前方や後方の車両を検知し、衝突の可能性があると判断すると、音や表示で警告し、ブレーキをアシストする。
- 後退時ブレーキサポート:後方の車両を検知し、衝突の可能性があると判断すると、音や表示で警告し、ブレーキをアシストする。
2. その他の追突安全装備
衝突被害軽減ブレーキ以外にも、追突被害軽減に役立つ安全装備が搭載されています。
- アダプティブクルーズコントロール(ACC):前方車両との車間距離を一定に保ちながら走行できる。
- 車線逸脱警報・車線維持支援システム:車線逸脱を検知し、警告したり、ハンドル操作をアシストしたりする。
- ブラインドスポットモニター:後側斜めの死角にある車両を検知し、警告する。
これらの安全装備は、車種によって標準装備またはオプション装備となります。詳しくは、スズキのホームページまたは販売店にお問い合わせください。
スズキの衝突安全装備について、詳しくは以下のURLをご覧ください。
ブレーキを踏まなくても自動で停止する
はい、スズキのデュアルセンサーブレーキサポートⅡは、条件を満たせば、ブレーキを踏まなくても自動で停止することができます。
作動条件
- 車速が約40km/h以下であること。
- 前方車両との車間距離が縮まり、衝突の可能性が高いとシステムが判断すること。
作動状況
- システムが前方車両との衝突の可能性を検知すると、警報音とメーター内のインジケーターでドライバーに知らせます。
- ドライバーがブレーキを踏まないと、システムが自動でブレーキをかけ、衝突の回避または被害軽減を図ります。
注意点
- デュアルセンサーブレーキサポートⅡはあくまでも運転支援システムであり、自動運転システムではありません。
- システムの検知性能や制御性能には限界があります。
- すべての状況で衝突を回避できるわけではありません。
- 常に安全運転を心がけ、周囲に注意してください。
詳しくは、スズキのホームページまたは販売店にお問い合わせください。
連携して作動する
スズキのデュアルセンサーブレーキサポートⅡとアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、それぞれ異なる機能を持つ安全装備ですが、連携して作動することで、より効果的な追突被害軽減に貢献します。
連携内容
- ACC使用時における衝突回避・被害軽減:ACCで作動中の車間距離が縮まり、前方車両との衝突の可能性が高まると、デュアルセンサーブレーキサポートⅡが自動ブレーキをかけて衝突を回避または被害軽減します。
- 追従走行中の割り込み検知:ACCで作動中の追従走行中、先行車への追従中に割り込み車両を検知した場合、デュアルセンサーブレーキサポートⅡが警告音とインジケーターでドライバーに知らせ、衝突回避を促します。